[コメント] ソフィアの夜明け(2009/ブルガリア=スウェーデン)
映画らしい面構えが揃っていて頼もしい。映画は固有の風景に立脚しながらも、時代や国の別を問わない普遍的な鬱屈の感覚をよく描いている。全篇に亘って「暴力の予感」が漂っている、と云い換えてもよいかもしれない。また、フリスト・フリストフの不安定なキャラクタが却って映画の求心力になっている。
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