[コメント] ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011/英=米)
シリーズ最終章、最終回、ここまで来たことに敬意を表したい。本映画単体で云々言うよりも1作目から振り返って考えたい。魔法映画だけに、今の技術がなければできない映画であったと思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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10年前の小さな子役達が立派に成長した姿を見て、時の流れを実感した。今回は特にネビル。小太りのさえない男の子が、あんなに立派になって・・・。(姿はもうおじさんと言ってもよいほどだ)また、ハリーも最後のお父さん役に全然違和感なかった。無理して少年役をやっていたことがよくわかった。もうダニエル君と呼んでは失礼か?
本シリーズは、「賢者の石」からずっと見てきて、マンネリを感じたこともなかったわけではないが、こうして大団円を迎えるとやはり感無量になる。「終わった」という安堵感もあるのかもしれないが、様々な出来事をひっくるめて考えざるを得ない。今までの作品に出てきたアイテムやら武器、建造物等が重要な役目を担うことも、全作を見てきた人(−ここでは敢えて読んできたとは言わずに−)にとってはわくわくする瞬間であったに違いない。
最終章ということもあり展開は忙しく、Part1に比べると飽きさせない。それでもかなりの部分をカットしていることがよくわかる。原作を読んでいないものにとっては突然のことがどうしても起こりうるのだ。これも本作に限ったことではないが。それでも、もう最後だ、何も突っ込むまい。限定された時間枠に入れ込む努力に敬意を表したい。
たくさんの登場人物、すべてが愛すべき存在であったと今振り返る。ありがとう。
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