[コメント] カンパニー・メン(2011/米)
物語としては目新しさに欠け、しかも駆け足気味なので全体の印象は薄い。だがトミー・リー・ジョーンズ、ベン・アフレック、ケビン・コスナー、クリス・クーパーなどの演技派を揃えただけに、一つ一つのシーンにはけっこう見応えがあった。
2011年秋、アメリカでは「ウォール街を占拠せよ」という自然発生的なデモが連日繰り広げられ、その背景として社会に広がる極端な格差などが指摘されているが、そのことを思ってみると本作は確かにアメリカ社会の、現時点での一段面を切りとった映画と言える。
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