[コメント] TIME タイム(2011/米)
ユニークな世界観は面白い。どこかで見たような気がしないでもないが、「時間」を軸にしたアイディアは新鮮だし、テンポよくすすむので細かいことはあまり気にならない。それになんといってもアマンダ・セイフライドの抜群のスタイルに惚れ惚れする。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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どことなく、『マトリックス』+『俺たちに明日はない』という感じもするが、昨年来より話題になった貧富の格差拡大を寿命の差になぞらえるという設定は、ある意味ではSFの面目躍如といった思い切った挑戦にも見え、刺激的だ。
「時計」がゼロになると同時に何の余韻もないままに無慈悲に命が尽きる、老人ではなく25歳の姿のままで死んでいくという画とその内容を思えば、『マトリックス』や『俺たちに明日はない』の基本を踏まえながらも、より現代的に、社会の世相を反映したものと言えなくもない。それにスラムではみな走っている、というのもわかりやすい比喩で良い。
またアマンダ・セイフライドは本作ではずいぶんイメージが違う。キャストをきちんと見るまでは、予告編などでは彼女だとは気がつかなかった。
昨年は『クロエ』で高級娼婦を演じたかと思えば、今回は超大富豪の箱入り娘、深窓の令嬢をいかにもそれらしい雰囲気を出して演じているからたいしたものだ。それにそのスタイルのよさを惜しげもなく披露してくれるのも、心底うれしい。
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