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[コメント] 股旅(1973/日)

出てくる俳優が有名無名問わずみんないい顔をしていて、ほとんど日本いい顔大会の様相。小倉一郎の父・大宮敏充や番亀・二見忠男といったおっさん連ばかりでなく若者もまたいい顔をしているのが嬉しい。萩原健一はまあ当然としても、尾藤イサオがこんなにいい顔俳優だったとは知らなんだ。
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ぽろぽろと刀を取り落としさえする殺陣は確かにある種のリアリズムなのだろうし、他にもいろいろと見所はあるけれども、私はとりわけラストカットの寂寞感を買う。考えオチと見る向きもあるかもしれないが、それまでの物語展開、萩原の演技、構図、音響設計が噛み合って秀逸だと思う。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ナム太郎[*]

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