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[コメント] 男の顔は切り札(1966/日)

芸達者な役者陣の中で、一人だけ芝居が拙い安藤昇が浮いている。また、この人は健さんや鶴田と違ってガチで怖い人にしか見えないので、仁侠モノより実録路線向きではあると思う。ただ、そういう違和感も含めて面白かったのは確か。
太陽と戦慄

西村晃演じる弁護士がラストに至るまで物語に絡んでくる、仁侠映画としては異色の展開。マキノの趣向というよりは松竹の社風の問題なのかもしれないが、新鮮で楽しめた。

主演のはずの安藤をあえて客演的扱いにした構成の妙も巧く、作り手のクレバーさを感じる。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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