[コメント] 旅情(1955/米=英)
カラー映画の良さが迸る作品。赤いゴブレット、青いガラス瓶、陽光に乱反射する水面、水飛沫、白い花・・・。気取った映像でもないのに美しい。ベニスに行ってみたくなるほど。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
逆に『ベニスに死す』は丁寧すぎて、深遠なテーマが潜んでそうななオブセッションもあって全くベニスのよさは伝わってこなかった。
ラブストーリーは格別上出来ではなかったが(レナートはかなり怪しい人物に見える)、それでもラストは最高。全力疾走するレナート、でも追いつけない。そしてキャサリン・ヘプバーンの表情。 こういうのは定番かもしれないがやっぱり良いねえ・・・しみじみ。This is「古き良き映画」ですね。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。