[コメント] ヒズ・ガール・フライデー(1940/米)
復職と足抜けの対立項にすれ違いが生じている。婚約者とともに共感の対象だった囚人の前途がロザリンド・ラッセルの復職如何にかかってくれば、彼らは排他的な関係になる。婚約者への共感とケーリー・グラントへの憎悪は比例していた。
ところが囚人への共感はケーリーへの懲悪感情をカウンターしてしまう。喧騒の最中に物語は敵の居所を見失ってしまう。
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