[コメント] カエル少年失踪殺人事件(2011/韓国)
邦題から推測される「事件に迫るサスペンス」の様なものは無く、実際にあったろう家族の悲しみと、恐らくフィクションなのであろう周囲の人間の醜さを、そこそこ描いている作品で… ★2.9点。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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申し訳ない気持ちになった事も含め、結論として全然面白くなかった。
パク=ヨンウの主人公(TV制作者)は、共感の余地の無いクズ男なのだが、そのふてぶてしい表情も後半は慣れてくる。改心の涙があろうとなかろうと、終盤に「納得」出来る何かがあれば採点も変わったが、結局最後までどうしようもない奴だった。
リュ=スンリョンの大学教授はまだ多少の魅き込まれる部分もあったが、現実に起こった凶悪犯罪に対し、この教授絡みのエピソードは余りにも力不足だった。公開時、家族親族はどう思ったのだろうか。こんな映画なら無くてもいいと思う。『殺人の追憶』('03/韓)とは天地の差だ。
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