[コメント] カエル少年失踪殺人事件(2011/韓国)
ストロボの閃光と大量のシャッター音が剥き出しの骸骨に浴びせられる。この尊厳の無さはつまり、神の不在である。そこに立ち現れる荒涼とした風景は、感情移入を拒み、人間の業そのものを浮き彫りにする。そして死者と遺族をゆっくりと蝕んでいくのは「時間」である。
(まー)
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