[コメント] ハタリ!(1962/米)
全シーンが超弩級の面白さ。サイやキリンとの並走。猿の捕獲。マルティネリに懐いて町を走り回る子象。ウェイン&マルティネリ、ジラルドン&男三人のラブコメとしても最高に楽しい。マルティネリとバトンズの「スワニー河」セッションやバトンズとジラルドンのダンスシーンの幸福感には涙せずにいられない。
また、ここではあからさまに国際性が強調されている。(俳優のバイオグラフィと演じるキャラクタの設定を敢えて混同して云うと)エルザ・マルティネリはイタリア、ミシェル・ジラルドンとジェラール・ブランはフランス、ハーディ・クリューガーはドイツ、ヴァレンティン・デ・ヴァルガスはメキシコ、レッド・バトンズはニューヨーカーらしいし、ブルース・キャボットは「インディアン」だ。そして彼らをまとめるジョン・ウェインはアイリッシュ・アメリカン。もちろんアフリカの現地人の協力もある。ホークス的チームワークは国の枠なんて軽く飛び越えてしまうのだ。
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