[コメント] サチコの幸(1976/日) - 更新順 (1/1) -
今日アタシ燃えてんのと客引きするまだ子供の三浦リカが痛々しく、この危ない感じが印象に残る。各エピソードに閃きがなく話は地味だが、70年代らしいくすんだ侘しさは魅力的。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
解釈に問題あり。ヒロインが原作どおりの達観したオトナの女でなく、心からいつか来る幸福を待つ無垢なおぼこ娘にしか見えないところに、だ。純情娘だからこそこれは明朗青春路線として受け入れられるにせよ、人生の辛さを噛みしめて自立する覚悟はつちかえまい。作為的キャラの多さの中、少年たちの朴訥さはすがすがしい。 [review] (水那岐) | [投票] |