[コメント] ある兵士の賭け(1970/日) - 更新順 (1/1) -
日本にもベトナム戦争賛成派、米軍のプロパガンダ映画をわざわざ撮る親米派もいたという証左で、石原プロの立ち位置なんてそんなもの、保守層に一定の需要が見込まれたんだろう。コケたらしいけど。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
撮る人が撮れば、きっと観客の滂沱の涙を絞れたに違いない感動的素材。しかし、おそらく監督のキース・ラーセンは監督経験のないズブの素人。真っ当な演出なら90分で終わる作品に、だれきって疲労してしまった観客が観続ける気力を振りしぼられたのは、きっと山本直純の勇壮なスコアにであろう。娘役に別れを告げた筈の浅丘ルリ子の娘役が絶品だった皮肉さは辛いものがある。 [review] (水那岐) | [投票] |