[コメント] 傷だらけの挽歌(1971/米)
大俯瞰の冒頭からダイナー内でのアップ繋ぎに至るレンズ使いの緩急が全篇随所で炸裂する。強弱振り切ったキャラ群がストックホルムな凡主線を傍から複層化する。ニューシネマの残滓を呑んだ徒花はアルドリッチの底意地でどす黒いまでの燐光を放っている。
(けにろん)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。
CinemaScape−映画批評空間− | 表紙 | 映画目次 |
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。