[コメント] ロンゲスト・ヤード(1974/米)
男は、金○を蹴られると痛いもんです。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
それを自尊心と置き換えてもよいわけで。
そのために苦しい・痛い思いもしなければならないが、それをなくしてしまうと最早男ではないわけで。
囚人対看守、クルー(バート・レイノルズ)対ヘイゼン所長(エディ・アルバート)という対立を軸に、徐々に野性的な本能に突き動かされていく男たちの姿。
看守側は今までの優越意識を守るために。囚人側はそれを一時でも打ち破るために。それは、立場は違えど男たちの守るべきものの戦いだった。
刑務所や収容所を舞台にした映画に傑作が多いのはそこが一種の社会の縮図であるからだが、スポーツとの融合を違和感なく見せてくれるオルドリッチの映画は観る度に興奮を呼び覚まさせてくれる要素が詰まっている。それは、気がついたら人間の本能を違和感なく呼び起こさせてくれるからだろうか。
そして、最後に感じるカタルシス。
テレビドラマの「スクール・ウォーズ」もこの映画の影響があるのかな?
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