[コメント] 舟を編む(2013/日)
例えるなら、ワケありジャンキーのブルーズミュージシャンを一堂にそろえて、「♪あかりをつけましょ ぼんぼりに」と演奏させたような映画。もちろんブルーズアレンジではなく、当今の若者言葉で言えば、「普通に」。
ひとり加藤剛だけが真摯な姿勢で楽器を奏でているといった風情か。 主演を筆頭に、ほぼ全員が「こんな映画面白いのかねえ」といった照れ含みで芝居をしている。観ているこちらが申し訳なくなる。それが目障りで物語を追うのに苦労する。 石井裕也監督にこんなものを見せてくれと誰が頼んだのか。高い世評に呆然とする。
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