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[コメント] 図書館戦争(2013/日)

少女マンガあるあるの実写化。あとはパンくわえて走るだけ。
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画は、「憧れ(人や仕事)を再確認する」古典的物語で、いわば「あしながおじさん」であり「キャンディ・キャンディ」であり「紫のバラの人」であるわけです。

もうね、SFとして全然ダメダメで、図書館も本も全然必然性がない。 例えば、ゲームが禁止された世界でも、化粧が禁止された世界でも成り立っちゃう話。 なんなら「化粧の自由を守るためコスメ美容部員達が銃を手に戦う」って話の方が燃えるし、「エロを禁止された世界で命がけでビニ本作る話」の方が萌える。 そう考えると、『華氏451』は本でなければ成立しないSF的に正しい展開だったなあ。珍作だけど。

しかし、本作を「少女マンガ」と捉えると、非常に正しく、なかなか愉快な展開なわけです。 ぶっちゃけ、「紫のバラの人」の関係となんら変わらん。何をいまさらそんなことしてんのさ。今や読者の興味は姫川亜弓の過酷な運命の行方だってのにさ!

V6の岡田君はさあ、やってること『SP』と同じだよね。ジークンドーとかもやってるんだし、この路線で進んだら?いっそ真田広之を目指せばいい。 ついでに、この映画と関係ないけど、釈由美子は志穂美悦子を目指せばいい。 あ、『修羅雪姫』も佐藤信介だ。

(13.04.29 越谷イオンシネマにて鑑賞)

(評価:★3)

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