[コメント] エンド・オブ・ホワイトハウス(2013/米)
登場人物のキャラクター描写は最小限にとどめ、アクションに徹している事で成功している。☆3.8点。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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単調な展開に捻りを入れる為の、主人公は財務省勤務に左遷された元SSという設定だが、その説明自体が半ばアクションシーンというのが佳い。中心となるテロ事件とは完全に別件の不幸な事故なのだが、別件という点については(ミスリードの意図があったとしても)もう少し工夫が欲しかった。
元HH勤務というネタの展開は充分だと思う。これで主人公が地下壕に侵入出来たらガッカリしただろう。敵味方の実力を示す仕掛けとして、俗にいうザコキャラは正確無比な狙撃で頭部を撃ち抜かれて次々に即死する。何気に執拗なこの描写には戦慄したが、北斗の拳的に言えば修羅の土地が如何に恐ろしいかを描くのに成功したという事だろう。それを主人公が「こいつらは普通じゃない」と受けている所も佳い。
それでも主人公は結局無敵なのだが、それ程(シュワちゃん映画程)不自然に見えなかった。前述の通り最後迄は地下には侵入出来なかった事が佳かったのだろう(そう言えば最後の最後には降りてたな。どうして降りられたんだっけ?)。
テロリストの誰かを「これがスパルタだ〜!!!」と言って地下に蹴り落として欲しかったが(笑)。
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