[コメント] 愛のコリーダ(1976/日=仏)
神代辰巳の『四畳半襖の裏張り』(日活ロマンポルノ・73年)を観ていなかったら、この映画を評価できたのかも・・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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なにが言いたいかというとですね・・・はっきり言ってこの映画は、神代ワールドの「こぎれいな焼き直し」としか思えんのです。しかもジャポニズム好きの外人(特にフランス人)受けをねらった・・・。「いいとこ取り」でも勝っちゃえば許されますけど、勝ってるのはスキャンダル性だけでしょう。だいたい主演二人が美男美女すぎて逆に色気がないし、特に定が殺人に至るまでの情感の流れが全く見えてこない。
それにナニを切り取るのが究極の愛ですか?切り取っちゃったらもうできないじゃん!それはあまりにも子供っぽい・・・。まぁ、世の中いろいろだから、そういう女が居たっていいけどさ。
私にとって色んな意味で納得できない映画です。 この映画が好きなかたごめんなさいよ!
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