[コメント] 二郎は鮨の夢を見る(2011/米) - 更新順 (1/1) -
この店を見ていると立地や店内装飾ではなく本当に寿司そのもので勝負しているんだろうなというのが分かる。自分の子供に「嫌になったら帰ってきてよい」と言う親は馬鹿だ、みたいなセリフを85歳で言ってたけど、若い時はもっと尖っていたんだろうな…。 (24) | [投票] | |
寿司の美しさというのは、握った寿司を置いてからしばらくじわーっと形が変わっていくその様に尽きる。ふんわり握っているのに端っこを持っても寿司飯がぼろっと落ちたりしないのもすごい。カメラはその寿司の美しさをとらえていて大変素晴らしい。山本益博が得意満面に二郎の寿司を知り尽くしているかのように語る様がとても気持ち悪いのでマイナス1。 (サイモン64) | [投票] | |
正直、ここに掲げられた小野二郎の職人根性といったものは特筆すべきでもない、国営放送のルポ番組でいつでもお目にかかれるものだ。この映画の肝と言えるものは、やはりデヴィッド・ゲルブの巧みなカメラによって出現する「踊る寿司たち」であり、楽の音につれて出来上がってゆく料理だろう。あぶり鰹とはこんなにも美しいものか。 (水那岐) | [投票] |