[コメント] 春を待つ人々(1959/日) - 更新順 (1/1) -
パージ解除の佐分利信の国政選挙噺。沢松勉の戦中右翼節が期待されたが、戦後巧くやった奴は嫌いらしくフツー。その他はオールスター映画らしい摘まみ食い連発、テーブルひっくり返す田村高廣も高橋貞二のメロドラマも唐突で失笑もの。 (寒山拾得) | [投票] | |
個性的なキャラクターをちりばめ、過不足なく喜怒哀楽を織りまぜた群像劇に仕立てた脚本が見事。家族劇にありがちな矮小さが感じられないのは、関東と関西を行き来する空間移動や、過去のスキャンダル発覚といったダイナミックな時間移動の仕掛けの巧みさゆえ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |