[コメント] 恐怖のまわり道(1945/米) - 更新順 (1/1) -
これは傑作だ。まずは開巻間もなく、主人公トム・ニールが、ハイウェイ横のダイナーで、思い出の曲を聞いて回想に入る処理に唸る。唐突にローキーになり、ジュークボックスのレコード盤から、NYのクラブのドラムセットのバスドラムに繋ぐ、円形のマッチカット。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
アイディア一発突き抜けており、『ファーゴ』ほかコーエン兄弟の横滑りものは明らかに本作の影響下にある。アン・サヴェージが箆棒で怒った原節子に似ている。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
アクの強いファム・ファタール(“運命の女”)が唯一無二の個性を放っている。彼女の存在が、本作をカルト的評価を持つ怪作ノワールと言わしめている理由だろう。 (AONI) | [投票] |