[コメント] サンドラの週末(2014/ベルギー=仏=伊)
社内でしか関係性の無い従業員の家に出向き、一人一人交渉をするサンドラ。来られた同僚はみんな嫌な顔をする。中には居留守を使う同僚もいる。観ていてとてもたまらない感じになる。僕もサンドラ同様家に帰りたくなった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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1000ユーロでしたっけ。分かんないけど1ヶ月分の給料ぐらいかな。結構大きい額ですよね。サンドラには悪いけど普通はボーナスを取りますよね。それはサンドラだって分かっている。だから辛いんだろうな。しかしサンドラは行かないといけない。直接話をしなくてはならない。従業員全員が当然冷たい目線をする。中には従業員の奥さんが「うちだって苦しいのよ!」と横割りに入ってくる。何度も心が折れそうになるサンドラ。しかし中にはサンドラの熱意に負けて「君を選ぶよ」と言ってくれる社員もいる。その時のサンドラはとても嬉しそうだ。僕もとても嬉しくなった。交渉してみるもんだな!人の熱意って伝わるんだな。途中旦那さんと二人でアイスをペロペロ食べてるシーンがあるんですが、目がうつろで全然美味しそうじゃない。しまいにはサンドラが「鳥になりたい」とつぶやくんです。もう少しだよサンドラ頑張れ。しかしこの監督、ホントに16人交渉していくところを見せようとするんだな。普通端折るだろーバカ。試練ばっかあたえやがってさ。映画的な高揚感は薄いシーンが続くけど、旦那の車で「グロ〜リア〜!(だったかな?)」とみんながバカみたいに歌ってた時の歌はとても耳にしみました。
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