[コメント] 栄光のランナー 1936ベルリン(2016/米=独=カナダ)
映像もダイナミック。話も今リオが開催されていてタイムリー。そして数あるオリンピックでも、ベルリンは前畑でも周知、また芸術映画としても秀逸なフィルムが残されていることもあり、特別なオリンピックだ。けれど、その本当の真実を僕はこの映画で知った。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ第二次大戦前だとはいえ、ナチズムの浸透、異常な緊張感の下開催されたベルリンオリンピックのリアリズムがすごいです。特にオーエンスがフィールドに出て金メダルを獲得するまでの超長回しのカメラがものすごい迫力。まさに僕がそこにいるような臨場感を感じた。
時代が時代だから、アメリカ内でも人種差別が今とはまったく違う異常さです。そんな歴史も教えてくれましたね。フィールドで走っている10秒間だけが完全な自由だなんてあまりに哀しい、、。
映画としてはもう文句のつけようがない完成作です。こういう映画はきちんと作るべき映画だったんでしょうな。好きな作品です。
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