[コメント] 悪童日記(2013/独=ハンガリー)
架空の舞台を裏打ちするべく凝縮された美術が物語の背景として定着せず分離している。人々の動機となる生活の艱難が豊饒な画面からは実感できず、もっぱら困難は言葉で説明されている。
時折フェルメールの風俗画のようになってしまう祖母の佇まいなどにも場違いな感が否めない。
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