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[コメント] ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016/日)

福士蒼汰の視点で紡がれた物語を小松菜奈の視点で繰り返す点に監督は賭けたんだろうけど、映画としては、30日しか会えないというハードルをセリフだけの説明に留め、納得できる画面として観客に提示しないのが弱い。
赤い戦車

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







例えば0時を過ぎると小松が「消失」してしまう、それをラストだけでなくそれまでにも何パターンかに分けて提示していれば、喪失感と切迫感もより増し、二人のエモーションの昂りも突き刺さったはずだ。

光と円環の主題もこれ見よがしすれすれの映し方でやり過ぎか。

ま、それでも小松菜奈の愛らしさには見惚れっぱなしであった。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ジェリー[*]

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