[コメント] ローサは密告された(2016/フィリピン)
なかなか激しい映画でした。麻薬の販売も、警官たちも、そうやって生きるしかないのか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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印象的だったシーン、ローサが「あの女の世話だけにはなりたくない」と罵っていた親せき(妹?)。娘が助けを乞うために頼むが、さんざん悪態をついて、どなった挙句、それでも「こんだけしか無いから」と、いくらかお金を渡したシーン。
対してローサに借金がありながらも、「勝負運がにげる」とか言って、ビタ一文助けなかったギャンブル狂い女。
ローサを密告したのが、よく知った近所のガキどもだったが、そんなローサも簡単に売人を売った。
署内でローサと家族たちのやりとりを、壁ひとつ隔てて、殴られてぼろぼろになって手錠で繋がれた売人が、血ヘドを吐きながら聞いているシーンも、「その後」のことを考えると、恐ろしい。
それでも、今できること、売れるものはカラダまで全部売って、両親を助けようとする子供たちの奮闘は熱くなる。
よく判らなかったのが、悪徳警官の親玉が、身だしなみを整えて、裏口から出てゆくシーンを、ずっとカメラが追っていたが、それがなんだったのか、意味が判らなかった。
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