ストーリーはセンセーショナルなようで結構普通。不倫にあらずとも別れた相手に腹いせでストーカーまがいの事したり実際事件に発展してる昨今では・・。←15年経って日本も物騒になった。この作品観て印象に残るのは新しいキャラクター像（傷つき理性を失って狂気に駆り立てられつつ強い女）を確立して演じたクローズと一般人（もっとも観客が感情移入しやすい）代表演じたアン･アーチャーの対照的な在。逆にダグラスは全く印象に残らない。アレックスに同情したくなる、ダグラスだと。ハリソン･フォード辺りだと面白かったのにな・・。この一見壊れて発狂するクローズの役は演じきれば楽そうですが、下手するとただ傍若無人になったり哀れみが滲み出てしまう。そこを絶妙に演じているからこそ最初で飽きられずにラストまで吸い寄せられる。脚本よか彼女の演技が作品評価を高めた！。