[コメント] レディ・プレイヤー1(2018/米)
『スピルバーグ』映画にガンダムが出る!という噂を聞いていたけど、そこじゃなかった。夢のVRワールドと現実の世界を行き来する中で、どちらも本当で大切な世界なんだ!って思えるような楽しい作品だった。
金田バイクやストII、ガンダム等々、日本の80年代からのサブカルとのコラボが話題となった作品だと思っていた。もちろんそれは正しいのだが、それだけでは当時の若者であったオジサン世代を熱くしてくれたとしても、本当に楽しめる作品なのだろうか?そんな不安から公開当初は見に行かなかった。
公開後の評価も分かれており、そこまでの期待しちゃダメだという噂が流れていたとも記憶しています。そのため、まったく期待せず観た分、すごく楽しめました。ガンダム、ストII、AKIRAをまったく知らない、中学生と大学生の娘も一緒に観たのですが、彼女たちも「面白かった」とかなり楽しんでいました。個人的にはやっぱり『森崎ウィン』の「俺はガンダムで行く!」のセリフは鳥肌モノでしたw
ネットの世界では神扱いでも、現実の世界では何の力もないただのニート・・・って今の世の中結構ありますよね。これまでは、現実の世界の価値観が90%、ゲームは10%って感じでしたが、人気Youtuberの高所得化や、e-sportの台頭、出会い系サービスなど、ネットやバーチャルの世界でのコトが、現実の世界に大きく影響を与えて来ており、価値観が逆転しかねない状況だと感じています。
この映画はその延長線上にあるとすると、そのうち、現実世界に重きを置くソレントのような奴と、それに囚われない新しい価値観の人たちとの攻ぎ合いが激化するのかもしれません。
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