[コメント] 判決、ふたつの希望(2017/レバノン=仏)
感動した、とか、良い映画、という感想はじっれたいだけだ。これは、考えなければいけない、考えて自ら実践しなければならない作品です。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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本作をよその国の宗教的相違とみるのは安易すぎる。たとえレバノン内戦に詳しくなくても、偏見と差別は身近にあり過ぎるからだ。
相手に敬意を払い、少しの尊敬と感謝と共感をもてば、世界はもっと優しくなるのではないか。それを実践することの難しさと希望を残すエンディングが、監督のテーマなのだろう。2018年だからこそ世界に訴える映画になった。
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