[コメント] 狂った果実(1956/日)
マイ・フェイバリット映画。どうせ観るならクソ暑い夏、エアコンなんか付けません。そして僕もこの映画のドロドロした熱〜い世界に入っていくんです。石原裕次郎の連中にからまれないように、そぉーっと北原三枝を遠くで眺めながら・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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僕は北原三枝の小悪魔っぷりがもう大好きなんです。顔でいったら現代版の綾瀬はるかとでも言おうか(違うか)。
この映画に出てくる北原三枝はとにかく凄い。不倫なんか当たり前、兄弟と肉体関係になっても罪悪感なんか感じない。「二人から来たんですもん、しょうがなくて?」とでも言わんばかり。けど秘密はしっかり隠しておきたいしたたかさ!北原三枝からしたら、暴れん坊の石原裕次郎ですら青臭い子供に見えるのでしょう。とにかくとんでもない女性です。
弟さんと車で北原三枝とデートに行くシーンがとても好きで、何度観てもドキドキします。ハリウッド女優のように美しいドレス姿で現れる北原三枝に弟さんはもうメロメロ。そして岩陰で弟さんは童貞っぽく手を握り合いながら夜空を見ることしか出来ない初々しさ。しかし北原三枝はそれだとちょっと物足りないわ!と自分から攻めていく大胆さ。ああいう童貞喪失あこがれますね。
北原三枝ばかり喋っていますが、当然映画とても最高です。特にあの弟思いの石原裕次郎が、一人の小悪魔に翻弄され落ちていく姿が泣けます。とにかく抱きたくて抱きたくて、いても立ってもいられないんでしょうね。旦那がいる家にまで押し掛けてSEXするんだもん、相当でしょう。
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