[コメント] 若おかみは小学生!(2018/日)
思っていたよりも重い話だった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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主人公の「おっこ」の体験した傷は人と接しているときには表現されないのに一人になったときに表現されたり、無意識に身体にあらわれたりするのが見ていてつらい。
ここに登場するお客さんたちの中での最後のお客さんに対して大人な、つまりは旅館のおかみとしての対応をしたけれど、その前にあのお客さんが語った本音は、私もそうだろうなと思った。つまりは大女将のとった対応のほうがすべてが明るみに出たあの場合では、適切だったんじゃないかと。私がお客さんだったらその場で自分の罪の意識を消化できないもの。どんなに「誰も拒まないお湯」であっても。おっこ中心に考えれば、現実を受け入れた大団円という描き方になるんだろうけれども。
同級生の「ピンフリ」が勉強熱心で言動一致なところ、次第に見直すようになった。服のセンスは皆無でピンフリを通す心意気、それもまたよし。
TVアニメ版はみたことがなく、映画版が初めてだった。1時間半のなかでうまくまとめたものなんだろうなと思いつつ唐突な部分もあったので、TVアニメ版がみたくなった。
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