[コメント] 椿姫(1936/米)
どんなにやつれてもグレタ・ガルボは美しい。もうガルボを美しく撮ることにスタフが結集した女優映画だが、しかしそれだけでは終わらないジョージ・キューカーの繊細な演出が息づく傑作。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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オペラ座での視線の演出、田舎暮らしのシーンの光の扱い、ライオネル・バリモア来訪シーンの重々しい空気。そしてこゝからラストへ向かってキューカーは観客の感情をわしづかみにして振り回す。ラスト、ロバート・テイラーと対面してからのシーンはまさに奇跡的な素晴らしさだ。ガルボの視線!
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