[コメント] ギルバート・グレイプ(1993/米)
優しく、そして切なくなった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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小説を見ているようにギルバートの心の動きが伝わってくる。
一番切なかったのは、アーニーが買っておいたケーキを台無しにしてしまい、近くに出来た大型店に買いに行った時、食料品店の主人にそれを見られたシーン。「大好きな人を傷付けた」と落ち込んで家に帰ったギルバート。アーニーが人の気も知らないで、「風呂に入らない」と手を焼く。そして、生まれて始めてアーニーに手を挙げてしまう。そして飛び出した彼は後悔にさいなまれる…。
切なくて、切なくて、涙が出た。
これというのも、レオナルド・ディカプリオの名演技の賜物!みんながレオナルド・ディカプリオは演技が上手い上手いと誉めそやしている意味が漸く分かった。 …でもこの映画以外、それを感じるものはあるっけ???? まぁ、それは置いておいて。
出てくる人(住人)は、閉鎖的。身内、知り合いにはひたすら優しくて、親友のために世話をやいてくれる友、家を気遣う雇い主、どれもこれも優しい気持ちにさせてくれる。
心が乾いたら、この映画を見て潤して欲しい。
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