[コメント] ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)
評者の皆さんが褒めているまさにそれらの点でこの映画には☆4点以上をあげる気にはならなかった。☆3.5点。
映画を知る人の映画愛の映画。タランティーノの映画は常に愛に溢れているのだろうが、所詮「映画愛の映画」は楽屋落ちを超えられない。役者たちの力の抜けたフットワークが、現実の虐殺も逆転のファンタジーも、パルプフィクションに変えてゆく。
詰まり、こんなディカプリオもピットも、そしてアル=パチーノも、監督の意図の下によく演ってくれましたというのが、不満以外の何者にもならない。
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