演出にどっしり感・リアリティーがまるで無し。戦いのシーンは役者も過剰演技で疲れる、または笑える。

オールスターキャストはすごいが、それぞれの演技のベクトルがバラバラだよ。圧巻は萬屋さん。歌舞伎の舞台そのままのようなセリフ。ラストの名（迷？）演技も笑いの域に到達。松方・成田はヤクザ映画のまんま。千葉・丹波はテレビ調チャンバラ時代劇。原田芳雄は新劇の渋いテイスト。これだけ整合感がまったくない演技合戦もすごい。

昔、子供のころ映画館で見たんですよね。けっこう宣伝していて流行っていたのかな？しょぼい生首には当時も苦笑もんでした。