[コメント] Mank マンク(2020/米)
世の不況をよそに“夢売り”という虚業が生み出すあぶく銭に浮かるハリウッドを舞台に、描かれるのは『市民ケーン』が成した映画的偉業ではなく、享楽的酔っぱらいノンポリ野郎の覚醒、というこれまたハリウッドお得意の古典的ヒーロー譚で、さしたる新味はない。
デヴィッド・フィンチャーさんに好意的に言えば、業界人の矜持でしょうが、フツーの世の中ではこれを自画自賛という。
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