[コメント] 幽霊暁に死す(1948/日) - 更新順 (1/1) -
40年代後半の邦画には教会が頻出する。邦画の戦後民主主義の受容はキリスト教とともに始まっているように見える。生徒の人気者の長谷川一夫が教師辞めて窓から飛び出し旅立ち、学校に云いたいこと云ってやったぜと新婦の轟由紀子と喜び合う。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
教会の尖塔、十字架のカットから始まる。司式者と新郎新婦だけの結婚式。長谷川一夫と轟夕起子。二人の仰角カットが決まる。すると、窓(扉?)が開き、いきなり風が入る。揺れるカーテン。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
小国英雄脚本の主題は不正を許さない“勇気”についての啓蒙。そこにサスペンス、ホラー、ファンタジー、コメディでこってり味付けし、ピアノ演奏に轟夕起子の宝塚仕込みの歌唱まで盛り込むマキノ正博らしい“ごった煮サービス精神”で腹いっぱい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |