[コメント] 死刑台のメロディ(1970/伊=仏)
映画よりも早く、私はジョーン・バエズの歌う表題曲に出会った。切なく荘厳なその曲は小学生の自分さえも耳を捕らえて離さなかった。映画を観たのはそれから十年以上も後だった。打ちのめされ、肩を落として名画座を出た。淡々と描くことが逆に強烈な印象を残すこともある。あの美しい曲の裏側にはこんな悲劇があった。今度観るときはもっと大人になってから。あの時そう思いつつ、未だ再見できない自分がいる。
(tkcrows)
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