★5 | 映画よりも早く、私はジョーン・バエズの歌う表題曲に出会った。切なく荘厳なその曲は小学生の自分さえも耳を捕らえて離さなかった。映画を観たのはそれから十年以上も後だった。打ちのめされ、肩を落として名画座を出た。淡々と描くことが逆に強烈な印象を残すこともある。あの美しい曲の裏側にはこんな悲劇があった。今度観るときはもっと大人になってから。あの時そう思いつつ、未だ再見できない自分がいる。 (tkcrows) | [投票(1)] |
★4 | “空気を読む”人は、時として残酷です。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | アジ映画かも知れぬが、事実はどうであれ、反共のスケープゴートになった靴屋と魚屋が7年間の裁判を戦い抜いて自由主義の闘士の如き風貌をたたえる様は感動的で、主演2人は文句無く素晴らしい。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 偏見に満ちた人々の顔に対する、サッコのやつれながらも正面を向いた顔。人間のあり方を訴えているようで、痛々しくも力強く感動的だった。 (ドド) | [投票(1)] |
★4 | 1971年製作で、1920年代の冤罪事件を描いた本作を2024年に観た。100年前の事件、50年前の映画だから、今では考えられないことだと、果たして言えるのだろうか? [review] (シーチキン) | [投票] |
★4 | 利己主義の反対は「利他主義」(=他人の利益のみ考える)って言うのだそうです。浅学にて知らなかった。ニコラ・サッコの言葉です―「利他する幸福は一人占めするな」。 (KEI) | [投票] |
★4 | 内容、テーマは勿論重い。だけど、映画的には映像で訴えるところがない。時代性のある映画だったのかなあ。 (セント) | [投票] |
★4 | 中学の頃に観てショックを受けた。ジョーン・バエズが歌うテーマ音楽は勇ましかったが、観終わった後暗い気分になった。 (丹下左膳) | [投票] |
★3 | ジャン・マリア・ボロンテとリカルド・クッチョーラの好演にささえられた冤罪の悲劇を、イデオロギー対立の単なる道具にしてしまったために、本来の話が持っている真摯さの到達点を自ら狭めてしまっているのがもったいない。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 人が人を裁く客観性とは? という問題以前の米国史上最も有名なフレームアップ事件。ところが,やはり見る我々も試されるのだ。3.7点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★0 | 小学生だったがジョーン・バエズの主題歌にノックアウトされてシングル盤を買った。いつか必ず映画を観ようと思って早や37年…死ぬまでには観たい。 (カレルレン) | [投票(1)] |