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[コメント] 赤と黒(1954/仏)

ジェラール・フィリップ演ずる青年僧が野望の階段をよじ登るピカレスク・ロマンを期待して観たが、むしろ古典的ラブ・ロマンスが主軸であったのだね。それはそれと、主人公が女たらしの上短気極まりない頭でっかちで、おまけに二言目には下級階層の出であることを僻みたっぷりに口にする劣等感の塊では、その野望は容易には叶うまい、と心配を禁じえないゆえ、結構短い3時間ではあった。
(★3 水那岐)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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