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[コメント] 白鍵と黒鍵の間に(2023/日)

池松がピアノレッスンかなり頑張ったと聞いていたので、行きゃなきゃと思い映画館へ。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画としては外国映画でよくある、俳優が玄人なみに演奏している光景とかは見られなかったが、それなりに雰囲気は出していた模様。けれど、この映画における魂というものがそれほど感じられず約30分程度で、少々退屈感を持つようになる。

クリスタル・ケイが「客が私の歌を聴いてくれない」なんて言うボヤキはキャバレーの歌手なんてそんなの当たり前で、それが最初から最後まで変わらないものだから辟易する。

大体、昭和末期の時代性は映像を通してよく出ていたように思う。けれど、どうもそれがストレートにこちらに伝わってこないのはなぜか。

最後の最後は面白い挿話を用意してくれ、これだけが見ものではあるが、でもだからって、今までのすべてを覆すものにはなり切れない。仲里依紗が意外と平凡だったのも評価しづらい点。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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