[コメント] コヴェナント 約束の救出(2023/英=スペイン=米)
恩義などというきれい事ではすまされない、生死の狭間を生き延びた凄まじさを感じさせる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「呪いをかけられた」とまで言わしめる、二人の決死行は圧巻。特に通訳を演じたダール・サリムが良い。手押し車が引っかかり動かなくなった時、彼は崖の上で腰をおろして何を思ったのだろうか。
その少し前の戦闘シーンでも、ジェイク・ギレンホールに声をかけようとしてはためらうというシーンもあったが、本当に迫真の演技で、生身の人間を感じさせた名演技だと思う。
本作はあまりガイ・リッチーらしくないというか、「へえ、こんなのも撮るんだ」という感じもする。でも最後のクライマックスシーン、絶体絶命のピンチに、多分、空からの援護が来るんだろうとは思っていたが、まさかあんなデカイのが来るとは思わなかった。
あのシーンは実に映画らしいけれん味がきいていて、ガイ・リッチーらしい、と思いましたよ。
あとね、主人公の妻を演じていたエミリー・ビーチャムも良かったというか、いやー、いい感じで良かったよ。惚れちゃう。
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