[コメント] かくしごと(2024/日)
少年に記憶がなければ然るべき筋に相談する案件に過ぎなくなる。児相のマンパワーを問う技術的課題をフィクションに値する題材にするために、野趣深い法令遵守意識を前提として創話が営まれている。
記憶論への固執が動機の不備を明らかにするつらみから介護や痴呆症が美化され、動機の不備を繕うはずの過去は少年を慰めの玩具し、早熟を強いられた子どものダンディズムがタガの外れた母権を〆る。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。