[コメント] 愛に乱暴(2024/日)
不穏で不可解の連鎖が破綻に至らないあたり吉田修一的に生煮えなのだが、それでも「ありがとう」の言葉に涙する江口の孤独は胸を打つ。後景に別芝居を配するショットの複層感が手持ちカメラの安易さを希釈する。それは登場人物の多義性にも通底する。
(けにろん)
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