[コメント] おんどりの鳴く前に(2022/ルーマニア=ブルガリア) - 更新順 (1/1) -
閉塞コミューンでクソに塗れて生きるを良しとするかのような男にも閉じた心の奥底に嘗ての正道への思いが残っていた。クソ野郎どもの鬩ぎ合いの果てに否応なく表出する人間の信義則への侠気を見出すのがタランティーノだとすればこれは正当嫡子の1作だ。 (けにろん) | [投票] | |
ヨレヨレの制服シャツのボタンは留めず猫背でだらしなくトボトボと歩く。権益者には卑屈に敬語を使い部下には理屈抜きで高圧的。自分に有益な話しには心の緩みを隠し切れずに相好を崩す。そんな生活に倦んだ警察官の葛藤をユリアン・ポステルニクが好演する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |