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原理原則(=正論)が成り立たない最前線で、じゃあ原理原則がだめなら人間は何を基準に判断するべきなのか、と問うた作品。 [review] (おーい粗茶) | [投票(2)] | |
全国民が等しく経験し、各人各様が忸怩たる複雑な思いをいまだ持っている「新型コロナ禍」を大衆娯楽映画として描く難しさ。無邪気な定型的ヒロイズムや、一方的な告発でお茶を濁すと反発を招きかねない題材をエンタメとして扱いながら節度を保った真摯な映画。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
「プロジェクトX」的な汎用題材に関根はある程度の作家性を注入し得たとは思う。従来型のパニック映画の温度ではなく低温基調を維持し、その中で本部司令(小栗)と前線指揮官(窪塚)の信頼と意思疎通を抽出した。描き足りないのは仕方ない。 (けにろん) | [投票(2)] |