[コメント] ラ・ピラート(1984/仏)
傑作。あえて場面やショット間の連続性を消すことによって心理的な連続性をも排除、観客は人物の喜怒哀楽が瞬間瞬間に変転していく様に自ずと注視せざるを得なくなる。「理解する」「読む」のではなく「観る」ことを観客に要求する映画。それに、第一ショットの濡れた歩道と車から、照明がバッチリ決まっていてかっこいい。少々かっこつけすぎかとも思わせる。
(赤い戦車)
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