[コメント] 日本のいちばん長い日(1967/日)
東宝35周年記念作品。橋本&喜八コンビでは最もよくできている。ドキュメンタリー調の喜八監督の演出が冴える。
かつて戦争に敗れたことの無い日本にとって、太平洋戦争の終結は、敗戦という事実に関してだけでも大きなショックだったにちがいないが、当時そのショックの中で政府および軍関係者が、何を考え、いかに行動したか−−終戦当時、一般国民には知らされなかった実情を克明に描いてみせるというのは広範囲の客層に興味を呼ぶテーマである。事実、この大作は作品的にも成功し、大ヒットを記録した。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。