[コメント] パリの灯は遠く(1976/仏=伊)
傑作。パンフォーカスで情報量の多い長回しが連続し、凄絶な緊張感を画面内に生む。人物を追って廊下・ドア・曲がり角を通り抜けるカメラワークはまるで霊魂が彷徨うかのようだ。鏡や影を使い、もう一人の分身を暗示する手法も見事。ジョセフ・ロージーは他の作品も観ていかねばと思わせられた。映画は奥が深い・・・
(赤い戦車)
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